タイから日本への一時帰国

タイランド
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2022年10月現在、ようやく日本への入国条件が緩和されてきたとはいえ、ワクチン非接種者に対しては陰性証明書の提示と質問票とやらの提出が必要となっている。
しかし非接種者の実際の手続きはどのような感じになっているのだろうか?
特に陰性証明書をは提出する必要があるのかどうか?(提出するということはエビデンスが残ってしまうということになる)が知りたい情報であろう。
そんなわけで実際にタイから日本に入国してみた。

まずはスワンナプーム空港。

ここでのチケット発券の条件として陰性証明書の提示が必要である。ここでは電子媒体でも紙でもいいようだ。スマホで撮影した写真を見せたが、大して確認もされなかった。質問票とやらは一切触れてこなかった。

というわけで陰性証明さえあれば出国可能ということになる。
ちなみに証明書の取得はメドコンサルクリニックがお勧めである。

日本帰国用のコロナ陰性証明書を取得したい
いまだに日本政府は日本入国時の陰性証明書を義務付けている。このためタイ駐在者が日本に一時帰国するためには、PCRか抗原定量検査による陰性証明書を何らかの形で入手しなければならない。これらの検査はそもそもSARS-CoV-2とされているウイル...

さて肝心な入国であるが、まずはマイSOSなるアプリでの認証が済んでいるかどうかによって分岐させられる。非接種者ならびに有効な接種証明書を持っていない人はかなり歩かされることになっているようである。一つ目のチェックポイントで質問票の入力を求められる。登録が済んでいない場合、その場でQRコードからアプリをダウンロードして入力するかたちになる。この作業については面倒なので事前に厚労省のサイトで登録しておいたほうが便利である。そこで最後にでてくるQRコードの写真をスマホで撮影しておけばいい。

そこからさらに歩かされて続いてのチェックポイントで陰性証明書の確認が行われる。ここが一番気になるところであろう。ここでもチケット発券時と同様にスマホで撮影した陰性証明書の写真を提示してみた。結果は大して確認もされずパスできた。紙媒体の提出も電子媒体のメール送付も不要で実にあっけなく通過してしまった。確認する係の人間は恐らくアルバイトのような立場なのだろうと思われるのだが、一体どれだけ無駄な税金を使えば気が済むのだろうか。

そして緑の紙を受け取り、後は通常の入国審査手続きへ進んだ。

まとめると、陰性証明書は提示だけできればよく、提出する必要なない。そしてその提示方法は電子媒体でも紙媒体でも可である。つまり国側に証拠が残る心配はないということである。
※ただし担当官によっても判断が異なる可能性も無くはないし、方針がいつ変更になるかもわからないため、万が一のことがあってもそこは自己責任でお願いしたい。

ちなみにタイへの入国については接種証明も陰性証明も何も必要ない。コロナ前と同様に戻っている。海外への移動目的のためにワクチン接種してしまった人にとっては残念な結果かもしれないが。