住まいとなるアパートは、 バンコクから南に車で90分くらいのシラチャというバンコク湾に面した港街。
バンコク都に面したチョンブリ県にある。
もう少し南下すると世界的に有名なパタヤがある。
もともと田舎の漁村だったらしいが、 近くに工業団地ができてから急速に発展したらしい。
一応デパートなんかもあったりする。
タイでは有名な系列のロビンソンデパートである。
日系の企業が多くてとにかく日本人が多い。
小さな町に日本人が数千人規模で暮らしており、
海外の日本人密度では世界一ともいわれている。
日本人向けの料理屋も数多く存在しする、
スーパーにも日本食材が豊富にあり、食にはまず困らない。
海が近いため新鮮な海産物が豊富にあり、
鯵やイカやエビはとてもおいしい。
日本料理では刺身や寿司が堪能できる。
住まいとなるのはサービスアパートといわれる、
ホテルを月極契約したような感じのもので、
掃除、シーツ交換他さまざまなホテルのサービスがついてるという代物。
プールとジムがついているものがほとんどである。
料金は月3~5万バーツ(8~15万円くらい)が相場である。
部屋は単身者用の30平米ぐらいからが一般的である。
日本の都心の1ルーム程度の家賃であるのだが、
平均月給1.3万バーツの一般的なタイ人には入れそうもない。
写真はアパート屋上から臨むバンコク湾です。
2021年6月追記
2021年現在、シラチャの街には高層アパートが乱立している。


設備も大浴場やゴルフシミュレーターつきと、どんどん豪華になってきている。
コンドミニアムやサービスアパート、ホテルなど様々な形態が存在するが、
その多くは日本人駐在者をターゲットとして建設されたものが多いだろう。
というのも2014年ごろにシラチャの日本人出向者が一時的に激増していた時期があり、サービスアパートの供給が全く追いついていなかったことがあった。
当時は入居1年待ちなんてこともざらにあった。
その需要をあてにして高層アパートが次々と建設されたわけであるが、
その後は単身駐在者の数が減少し、郊外に家族連れ赴任者向けの居住区が整備されてきたこともあり、中心地のサービスアパート需要は減少した。
さらにはコロナショックにより出張者までもが全く来なくなってしまってことで、完全に供給過多の状態にある。
当然ながら料金相場も下落しており、中心部の新築コンドでも2万バーツを切る水準で借りることができる。

