世界一何もない首都

タイランド
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タイの隣国の一つでゴールデントライアングルの一角をなすのがラオスなのだが、その首都ビエンチャンは世界一何もない首都と呼ばれているらしい。
バンコクから飛行機で1時間かからない程度なので確かめに行ってみることにした。

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ビエンチャンへの行き方


タイ東北部の主要都市ウドンタニの先のノンカイとメコン川を挟んだ先がラオスで、国境沿いがもう首都ビエンチャンである。余談だがこのノンカイは色白美人女性が多い気がする。
行き方は空路ではバンコクからビエンチャンにタイ航空とラオス航空とエアアジアが就航している。
日本からの直行便はでていない。
陸路では先出のノンカイからとなる。
ビエンチャンのワットタイ国際空港は日本の支援で作られたそうだ。国旗のデザインが似ているのでいい感じに納まっている。


それにしても我々日本人はいろいろ知らないところで貢献しているのがよくわかる。

タイ語が通じる、バーツも使える、楽天モバイルは?


ラオスの言葉はラオ語なのだがビエンチャンは一時タイに支配されていたこともあってか、タイ語(特にイサーン語)が普通に通じる。
ラオ文字もタイ文字にそっくりである。
この辺は同じ隣国であるカンボジアやミャンマーとは全く異なっている。
さらには通貨もタイバーツが普通に流通している。ラオスの通貨はキップであるが、近年暴落しており不安定なこともあってか街中の個人商店でも普通に使用できる。(地方で普通に使えるかどうかわからないが)
しかし肝心のセブンイレブンでは使用できないそうだ。
通信環境であるが、海外最強の楽天モバイルは2024年末時点では対応していない。このためキャリアのデータ通信プランを使うか、現地でシムを購入するかのいずれかになる。シムはかなり安い(3日で100バーツ)ので現地購入がいいだろう。
空港のシムカウンターで1分で交換開通までやってくれる。ちなみに両替も同時にできるのでお勧めである。

タクシー配車アプリ Loca


現在はタクシー配車アプリが便利で特に海外では重宝する。東南アジアではグラブが一般的なのだが、ここラオスでは対応していない。その代りにLocaというアプリがあるので、事前にインストールしておきたい。登録時に電話番号が必要になるので入国前にしていおいたほうがいい。使用方法はグラブと全く同じでクレジッドカードも対応している。運賃は空港タクシーの半額程度とお得だ。

ビエンチャンは本当に何もないのか?


何もないという表現がどうかは別として、目立ったものは確かにない。
これといった観光名所もなく、人もまばら、高層ビルの類もないので田舎の農村町といった雰囲気だ。
下手したらシラチャより経済規模が小さいかもしれない。
だが、それがいい。

お寺「タートルアン」


数少ない観光場所の中でタートルアンというお寺に行ってみた。
この手の寺院はタイで見飽きているので特に感動もないのであるが、しかし改めてラオスの辿ってきた歴史を勉強し現在ラオスという国のおかれている状況も踏まえて考えてみると感慨深いものはある。これはタイではちょっとなかった感覚である。

今回のベストショットは塔の先に太陽が重なっていい感じになっているこの写真。

ビアラオ


ラオスのビールはこのビアラオ一択のようである。
味は良い方だと思う。個人的にはシンハーやチャーンよりも好みである。

しかも安い。1万5千キップなので2024年現在レート日本円で100円ていど。
セブンではシンハーも並んで売っているのだがこれじゃ誰もシンハーなんて買わないでしょ。
日本から持ち込んだじゃがりことカラーリングがそっくりでいい感じのショットがとれた。


ちなみに食もタイとほぼ一緒なので特に触れることもないが、フランス支配の影響を受けて若干ベトナムなんかと近いようである。

ところで、ドンムアン空港の免税店で目にしたジャパニーズウイスキー「ザキヤマ」のお値段なんと7万8千バーツ。
約35万円もする。ビアラオとの差が激しすぎる。